シャヌエルは打率.065、1本塁打、4打点、出塁率.268、OPS.429と不振

■レイズ 6ー4 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスのノーラン・シャヌエル内野手が、“2年目のジンクス”に苦しんでいる。今季ここまで10試合に出場して31打数3安打の打率.065、1本塁打、4打点、出塁率.268、OPS.429。飛躍を期待されたシーズンの序盤でつまずいた。

 昨年7月のMLBドラフト1巡目(全体11位)でエンゼルス入団。8月18日(日本時間19日)にわずか1か月でスピード昇格すると、29試合に出場して打率.275、1本塁打、6打点、出塁率.402、OPS.732と才能の片鱗を示した。さらには、デビューからの29試合連続出塁も途切れぬまま、今シーズンに突入していた。

 今季も安打こそ出ない中、連続出塁を36試合まで伸ばしていた。しかし、開幕2戦目の3月29日(同30日)に記録したはずの安打が、4月4日(同5日)になって相手投手の失策に公式記録が変更。思わぬ形で途切れる不運に見舞われた。

 その後は、2日(同3日)に敵地で行われたマーリンズ戦で1号ソロを放ったのを最後に無安打が続いている。9日(同10日)に本拠地で行われたレイズ戦でも4打数無安打に終わり、27打席連続で安打なし。ドジャースに移籍した大谷翔平投手に代わり2番を務めることも多いが、穴を埋めるには至っていない。

 期待の22歳の前に立ちはだかったメジャーの壁。SNS上では、日米のファンからも心配の声が上がっている。「自信を喪失してしまった感がある」「なんかメンタル的な感じなんかな」「三振を量産しててマジで心配になる」「これこそプロの壁だね」「苦しんでるなー」とのコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)