水原氏にメッセージ「君とどうやって連絡を取ったらいいか聞こうと思う」

 米連邦検察当局は11日(日本時間12日)、ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者を銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のリンジー・アドラー記者は、「オオタニは犬の散歩をしているときに、ミズハラの胴元に(危うく)接近されそうになっていたように思える」との可能性を明かした。

 供述書は「2023年11年17日、ブックメーカーがミズハラに『なぜ私の電話に折り返してこないのか、理由がわからない。私は今ニューポートビーチにいて、(被害者Aが)犬の散歩をしている様子がわかるよ。彼のところに行って話しかけ、君とどうやって連絡を取ったらいいか聞こうと思うんだ。すぐに折り返しの電話をくれ』とテキストメッセージを送った」といった内容だった。

 大谷は昨年から愛犬「デコピン」を飼い始めたことを明かしている。水原元通訳は大谷に、違法賭博により巨額の借金を抱えていることを黙っていたとされているため胴元から“脅し”を受けたとみられる。(Full-Count編集部)