松井秀喜を超える米通算176本塁打、日本選手単独最多1位に

■ドジャース 10ー0 メッツ（日本時間22日・ロサンゼルス）

“メモリアル弾”に驚愕の事実が発覚した。ドジャース・大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地・メッツ戦で5号2ランを放った。この一発は米通算176本塁打となり、松井秀喜氏を抜く日本選手最多になった。メジャー7年目で到達した節目の一発だが、最新データによると、その一発の凄みが増してくる。

　データ解析システム「スタットキャスト」を使い、本塁打の詳細データを可視化する「Home Run Report」が、大谷の176号について21日（同22日）に投稿。同サイトによると、打球速度110.0マイル（約177.0キロ）、打球角度30度、飛距離423フィート（約128.9メートル）だったいう。加えて、メジャー全30球場でも本塁打となった文字通り完璧な一撃だったことも伝えられた。

　ここまでは一般的なデータだが、同サイトの映像では、フィールド上の選手がどんな動き方をしていたかまでも可視化されている。大谷がボールを捉えた瞬間を見ると、右翼手のスターリング・マルテは、文字通り一歩も動かずに打球を見届けていたことが丸わかりとなった。マルテだけでなく、他のメッツの選手を見ても微動だにしておらず、敵軍選手からしても、打った瞬間それとわかるホームランだったようだ。

　この投稿を見た日米のファンも続々と反応。「全野手が確信動かない」「文句なし」「外野が全く動いてなくて草」「誰も動いてない」「満場一致」「ノーダウター（疑いの余地なし）」と驚いていた。（Full-Count編集部）