◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 最終日(28日)◇浜野GC(千葉)◇6669yd(パー72)◇晴れ(観衆3543人)

天本ハルカがプロ7年目でツアー初優勝を飾った。通算13アンダーの首位タイから出て、8番からの5連続を含む7バーディを奪い、1ボギーの「66」で通算19アンダーに。最終組のハーフターン時点で2打差以内に9人がひしめく大混戦から抜け出した。

天本は1998年生まれの“黄金世代”で、3月「アクサレディス」の臼井麗香に次ぐ、全世代で最多15人目のツアー優勝者になった。優勝スコアは、浜野GC開催となった2019年大会で勝みなみが出した12アンダーを更新する大会コースレコードになった。

優勝インタビューで「今シーズン1つ目の目標だった初優勝を挙げることができてうれしい。これからたくさん優勝できるよう頑張っていく」と喜びを語った。

17アンダーの2位に、この日のベストスコア「65」で回った蛭田みな美、首位から出た尾関彩美悠、今季1勝の岩井千怜が並んだ。

史上初の「ツアー初優勝から3週連続V」に挑んだ竹田麗央は14位から出てベストスコアタイ「65」で回り、16アンダー5位。前年大会優勝の穴井詩は10アンダー24位だった。