◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(19日)◇袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース(千葉)◇6731yd(パー72)◇曇り(観衆4408人)

今季3勝目を飾った竹田麗央の使用した14本は、2勝目を挙げた4月「フジサンケイレディス」から変更はなし。3勝全て同じセッティングで臨んでおり、今大会でも全幅の信頼を置くクラブで自身初の4日間大会制覇を遂げた。

今大会で最も活躍した一本にはドライバー「ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II プロトタイプ」を挙げた。「パー5や、長いミドルホールではドライバーで距離を稼げたので、(2打目で)そこまで長いクラブを持つ必要がなかった」と説明。

4日間を通じたスタッツを見てみると、フェアウェイキープ率こそ50%(28/56)と低迷したものの、平均飛距離は284.625ydで全体トップ。2位の内田ことこに約15ydの差をつけた。パーオン率も69.44%(50/72)で6位だった。

前週の「RKB×三井松島レディス」では今季2度目の予選落ちを喫したが、2日目のホールアウト後には練習グリーンでパッティングの調整を行ったという。「ストロークが安定していなかったので、そのチェックをやっていました」と話す。

パーオンホールでの平均パット数は、昨季が1.8048でツアー35位だったのに対し、12試合に出場した今季は1.7580で同5位。飛距離だけでなく、グリーン上のパフォーマンスも向上した。今季開幕戦から使い続けている「オデッセイ Ai-ONE #7 S」も、21歳の躍進に大きく貢献している。

<最終日のクラブセッティング>

ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II プロトタイプ(8.5度)

シャフト:グラファイトデザイン Tour AD UB(長さ45.25インチ、重さ50g台、硬さX)

グリップ:イオミック

フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II(3番15度)

シャフト:グラファイトデザイン Tour AD UB(重さ60g台、硬さS)

ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(3番19度、4番22度)

シャフト:グラファイトデザイン Tour AD DIハイブリッド(重さ70g台、硬さS)

アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(5番)、ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II(6番〜PW)

シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS)

ウェッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(50、54、58度)

シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー120(硬さS)

パター:オデッセイ Ai-ONE #7 S

ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR