Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「日記アプリ「ジャーナル」で三日坊主を克服する」です。

 

 

突然ですが、日記を毎日書こうと決めたものの、書くことが思いつかなくて三日坊主になってしまった経験はありませんか? そんな人におすすめしたいのが、iOS 17.2から標準アプリに加わった「ジャーナル」です。「ジャーナル」は一言でいえば“日記アプリ”に分類できますが、既存の日記アプリとは異なり、iPhoneで撮影した写真や「ミュージック」で聞いた音楽などがAIによってトピックとして提案されるんです。そのため、日記を書き始めるときに「書くことが思いつかない!」と悩むことがありません。さっそく、使い方を見ていきましょう。

 

「ジャーナル」を開き、画面下部の[+]をタップ。すると最上部に[新規エントリー]というボタンが表示されます。ここをタップすると白紙の状態から書き始められますが、今回は[モーメントを選択して書く]の候補から選んでみましょう。

 

[モーメントを選択して書く]には[おすすめ]と[最近]の2項目があります。[おすすめ]では、位置情報や写真、「ミュージック」で聴いた曲などがAIによってトピックとして提案されるほか、自分の内面を見つめるための[振り返り]という項目が用意されています。対して[最近]では、それらのトピックが日付順に並んで表示されます。

 

候補を選び、[書き始める]をタップすると、提案されたメディアが上部に並び、サムネイルの並び順はドラッグ&ドロップで入れ替えられます。メインの画面では、先頭のメディアがもっとも大きく表示されるので、より強調したいものを先頭にしましょう。

 

また、日記には、写真や音声などを追加できるほか、文章の入力欄には毎回さまざまな質問が表示されます。これに答えて書き進めるのはもちろん、自分なりに書くのもよいでしょう。

 

書くことが思いつかなくても、こうして「ジャーナル」から提案されるトピックを活用すれば、継続して日記を続けられそうですね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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