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電動モビリティメーカーYADEA JAPANから昨年2023年に発売された電動アシスト自転車「TROOPER-01(トゥルーパー)」。以前、ギズモードで取り上げた際にも多くの反響があり、乗り物好きとしては気になる存在。

今週末に東京ビックサイトで開催されているCYCLE MODE TOKYO2024で、思わず試乗してきちゃいました。

想像をひっくりかえす乗り心地

まるでバイクのような見た目の「TROOPER-01」ですが、実はこれ、普通自転車と駆動補助機付自転車の型式認定を取得した電動アシスト自転車なんです。

筆者は身長153cmの小柄なほうなので、「そもそも足届くのかな」とか「試乗コースで浮いちゃうかも」と心配していたのですが、実際に触ってみるとそんな私にもちょうどいいサイズ感。

本体重量は36kgと、通常の電動アシスト自転車と比べると重めですが、そこまで扱いずらさは感じませんでした。

そして驚いたのが、サドルのぷにぷに感。サドル自体が幅広で大きめなのもあり、まるでソファに座っているような感覚。

勝手に固そうだなとイメージしていたので、乗った瞬間に「え、やわらかっ!?」と声に出してしまうほどでした。

試乗コースは2キロ(けっこう長かった)。東京ビックサイトの西ホールと南ホールの周りをぐるぐると回ります。かっこいい他のライダーさんたちに紛れて、思う存分走ってきました。

試乗コースはこんな感じ

初めて乗る自転車だと、漕ぎ出しでフラついたりと慣れるのに時間がかかりそうですが、タイヤが太い分、すべてに応じて安定感がすごい。初めてとは思えないくらい乗り心地が良かったです。

カーブの多いコースの都合上、スピードは出せませんでしたが、こげば漕ぐほどぐんぐん進んでいく感覚が気持ちいい。

ブレーキも油圧ディスクが採用されていて、しっかりと止まってくれるのも安心ポイントでした。

自転車ビギナーでも使いやすいデザイン

走行モードは3段階あり、左ハンドルの液晶ディスプレイで操作できます。ボタンは電源ON/OFF 、アシスト切り替えの3つのみでかなり直感的。走行中のスピードなんかも一目でわかるようになってました。

右ハンドルにはライトと警告音のボタンが。押すとビーッと鳴ります。

フレームの下には、小さな荷物を入れられるスペースも。前カゴはない仕様なので、こういうのがあるとかなり便利なのかも。

試乗、たのしかったな〜。

東京ビックサイトを練り歩いて疲労困憊の私は、このままずっと「TROOPER-01」のぷにぷにサドルに座っていたいなと思うのでした。

Source: YADEA, 長谷川工業株式会社
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