炒め物や煮物に使えば、ほどよい甘さを楽しませてくれるタマネギ。使い勝手がよいため、常備している人も多いのではないでしょうか。
そんなタマネギをより便利に活用するためには、冷凍保存するのがおすすめ。そのメリットについて、冷凍食品でおなじみのニチレイフーズが運営する公式サイト『ほほえみごはん』より紹介します。
タマネギを冷凍保存するメリットとは
常温でも比較的長く保存できるのがタマネギの魅力です。「わざわざ冷凍しなくても…」と感じる人も多いのではないでしょうか。ニチレイフーズでは、タマネギを冷凍するメリットとして以下の3点を挙げています。
ほほえみごはん(ニチレイフーズ) ーより引用①火が通りやすくなる!
②味がしみこみやすくなる!
③甘みが凝縮して、こっくりとした味に!
タマネギを炒めたり煮たりする際には、「なかなか火が通らない」「中までしっかり味が染み込むまでに時間がかかる」といったお悩みを抱えてしまいがちです。
火を入れる前の段階でいったん冷凍することで、タマネギ内部の細胞を破壊できます。これにより、火や味が中まで浸透しやすくなる仕組みです。タマネギ独自の甘さも引き出されやすくなり、通常よりもこっくりとした味わいを楽しめるでしょう。
煮込み料理のコクや甘みをアップさせ、ワンランク上の仕上がりにしたい時にも、冷凍タマネギが活躍してくれます。
あらかじめお好みの大きさ・形状にカットして
タマネギを冷凍する際には、あらかじめ用途に合った大きさ・形状にカットしておくのがおすすめです。
ほほえみごはん(ニチレイフーズ) ーより引用【冷凍方法】
①玉ねぎの皮をむき、くし切りやみじん切り、薄切りなど使いやすい大きさにカットする。
②冷凍用保存袋に玉ねぎを平らになるように入れ、空気を抜いて封をし、冷凍庫へ。この方法で約1ヵ月保存可能。
例えば、みじん切りにしたタマネギをフリーザーバッグに入れて保存しておけば、飴色タマネギも素早く作れます。スープやシチューに加えるだけで、風味を増す効果が期待できるでしょう。
炒め物用に準備するなら、くし形にカットしておくのがおすすめです。大きめサイズのタマネギも、いったん冷凍すれば火のとおりが早くなります。そのほかの食材とで、タイミングに差が生じてしまうような恐れもありません。
冷凍しておいた薄切りタマネギと牛細切れ肉を煮て味付けすれば、素早く牛丼を作れます。時間に余裕がない時の夕飯にもぴったりの時短メニューです。
時間に余裕がある時にまとめて処理して冷凍しておけば、日々の調理の手間を減らしてくれるでしょう。
「時短はもちろん、味についてもあきらめたくない」と思う人にも、冷凍タマネギは非常に便利です。そのメリットに注目し、ぜひ実践してみてください。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- ほほえみごはん(ニチレイフーズ)