『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2023年4月30日)
○青柳優馬&宮原健斗&小島聡&本田竜輝vsヨシタツ&T-Hawk&サイラス&斉藤ジュン×

 初合体となった宮原と小島がギクシャク。宮原とT-Hawkがチャンピオン・カーニバル最終公式戦へ向けて火花を散らした。

 この日、Aブロック出場選手の公式戦はなく、8人タッグマッチが組まれた。注目は宮原と小島の初合体だが、最高男が異様なまでの拒絶反応を示していた。

 入場時から二人は何やら口論。しかも序盤から宮原のフロントハイキックが小島に誤爆し、不穏ムードとなった。それでもその後は小島からのタッチを宮原が受けるなど軌道修正したかに思われたが、串刺し攻撃を同時に狙ってまた口論。次の瞬間、サイラスの両腕ラリアットを食らってしまった。

 そして宮原は5・4後楽園大会での最終公式戦へ向けてT-Hawkと火花。首位対決となる両者はフロントハイキックと逆水平を打ち合うなど真っ向からぶつかり合った。試合後も額を押しつけ合ってにらみ合い、最終公式戦が待ちきれない様子。「5月4日、T-Hawk! Aブロック代表者を決める戦いになるんじゃねえか」と見据えた宮原が「喧嘩や、T-Hawk」と通告すれば、この日が誕生日となったT-Hawkは「今日は珍しく宮原健斗より俺のほうが支持あったんじゃないの?」と胸を張ったうえで、「俺が言うことはただ1つ、5月4日、後楽園ホール。お前が最高なら俺は最強だ。全日本プロレス、これもIt's Mine. 俺のもんだ」と予告してみせた。


【宮原の話】「おい、大阪! 戻ってきたな。この声が。5月4日、T-Hawk! Aブロック代表者を決める戦いになるんじゃねえか、T-Hawk。喧嘩や、T-Hawk」

【小島の話】「健斗、てめぇ! お前、なにやってたんだ? 学生時代に。中学、高校、なに勉強してきたんだ! てめぇ。18歳も年が違うのに敬語も一切使えない。結局蹴飛ばす、間違える。お前、なに考えてんだ? お前、なに勉強してきた? ちゃんと学習塾に行ってこい! 進研ゼミ行ってこい! てめぇ」

【青柳の話】「おい、このヤロー。俺のチャンピオン・カーニバルはほぼほぼ終わったと言っても過言ではない。しかし、この青柳優馬、本当にこの青柳優馬という人間は常日頃から善行に善行を重ねて生きているので、もしかしたら残りのみんな両者リングアウトになるという奇跡が、それぐらい青柳優馬にとってラッキーな奇跡が起きてもおかしくない。そうやって善行に善行を重ねて生きている俺だから、まだまだあきらめてねぇよ。ヨシタツのこといじめて、優勝決定戦、もう1回やるんだろ? やってやるよ。ヨシタツいじめて待っててやるよ」

【T-Hawkの話】「おい、見たか? バースデーボーイの俺が今日は珍しく宮原健斗より俺のほうが支持あったんじゃないの? 俺が言うことはただ1つ。5月4日、後楽園ホール、お前が最高なら俺は最強だ。全日本プロレス、これもIt's Mine. 俺のもんだ」

【本田の話】「次は5月4日、後楽園ホール。宮原とT-Hawkの勝敗によっては俺が決勝行く可能性は当然あるだろ。だったら次、斉藤ジュンをぶっ壊して俺が行く」

【ジュンの話】「青柳優馬、この間の借りっていうのか。丸め込みばっかり使いやがって、このヤロー。そして本田竜輝。次、黙らせてやる」