アンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤルが現地時間5日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われたスマックダウンで開催。戸澤陽が最後の3人まで残ったものの、ブロンソン・リードが優勝した。

 アンドレ杯バトルロイヤルはレッスルマニア恒例。WWE殿堂入り第1号でもある大巨人アンドレ・ザ・ジャイアント(故人)の栄誉を称え、2014年から行われてきた。今年は祭典前日のスマックダウンで行われ、日本人では戸澤が出場。当初、出場が予定されていた中邑真輔は不参加となった。

 戸澤は最後の3人まで残る奮闘をみせた。アルファ・アカデミーの盟友・オーティスと共闘して巨漢のアイヴァーを攻め立てると、JDマクドナをトラースキックで場外に転落させて大はしゃぎ。リング中央でハルク・ホーガンばりにタンクトップを引き裂いたものの、リードとアイヴァーのサンドイッチボディアタックを食らってしまった。

 ならばとオーティスがローリングバックエルボーでアイヴァー、ラリアットでリードを次々になぎ倒したが、アイヴァーによって場外に落とされると、孤立した戸澤はアイヴァーのフロントハイキックを被弾。場外のオーティスめがけて投げつけられて失格となった。

 残るはリードとアイヴァー。アイヴァーがフロントハイキック、スピンキックと攻勢に出たが、ムーンサルトが壮絶な自爆に終わると、リードが雄たけびもろともラリアットで場外に叩き落として優勝を決めた。