『Marigold Fields Forever』後楽園ホール(2024年5月20日)

 林下詩美がマリーゴールド旗揚げ戦の入場式で開会宣言。「皆さんがマリーゴールドの歴史の始まりの証人になります。全選手の覚悟をぜひ見届けてください」と決意を告白した。また、旗揚げに合わせて新設された2本のベルトも公開された。

 マリーゴールドは2月にスターダムから契約解除になったロッシー小川氏が立ち上げた女子プロレスの新団体だ。3月いっぱいでスターダムを退団したジュリア、詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月のほか、フリーの高橋奈七永、石川奈青が入団。さらに、元アクトレスガールズの青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、天麗皇希、後藤智香、CHIAKIが合流し、風香もアシスタントプロデューサーに就任した。

 プロレスの聖地・後楽園ホールで行われた今回の旗揚げ戦はチケットが即日完売。大会開始前から場内は札止めの観客で熱気ムンムンに。場内の大型ビジョンに旗揚げまでの歩みを振り返る映像が流されると、入場式がスタート。きらびやかな照明とスモークの中、南側スタンド席最上段から所属選手が姿を現す。そして、お揃いのTシャツ姿で所属選手13人がリングに並び立った。場内は大歓声に包まれる。

 選手を代表して詩美があいさつ。「今日はたくさんの人にご来場いただき、ここ後楽園ホールで満員の中、旗揚げ戦ができることを嬉しく思っています。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にすると、客席から割れんばかりの拍手が巻き起こる。詩美は「ここにいる全ての皆さん、配信を見てくださっている全ての皆さんがマリーゴールドの歴史の始まりの証人になります。全選手の覚悟をぜひ見届けてください」と決意をあわらにすると、「それでは皆さん、今日は全力で楽しんでいってください」と締めくくり、旗揚げ戦の開始を告げた。

 マリーゴールドは旗揚げに合わせて、マリーゴールド・ワールド王座、マリーゴールドUN王座、マリーゴールド・ツインスター王座、マリーゴールド・スーパーフライ級王座を新設。入場式後にロッシー小川代表によってワールド王座の赤いベルト、UN王座の白いベルトがお披露目された。また、4人の練習生もリング上で紹介された。