ハルメク おしゃれ編集部員・峯積のファッション連載。今回のテーマは、人気のリバティプリントを用いた「花柄ブラウス」の着こなし。大人世代の装いにぴったりのアイテムとコーディネートのポイントを、同世代モデルの着用写真つきでお届けします。

気分も表情も華やぐ!クラシカルな花柄ブラウス

暖かさが増し、気分がうきうきしてくると、明るい色や華やかな柄など、パッと目を引く装いに心惹かれるもの。そんなシーズンにおすすめしたいのが、「リバティプリント」のアイテム。ポーチやハンカチといった、小物でなじみのある方は多くても、お洋服は持っていない、という方は多いのではないでしょうか。

「リバティプリント」とは、1875年に設立された、イギリス・ロンドンのリバティ社製のプリントのこと。人気の花柄や、絵画のような繊細な模様など、色彩豊かなオリジナルプリントは、世代を超えて世界中で愛されています。

今回は春夏らしい、ブラウスとカットソーをピックアップしてご紹介。着こなしのポイントも、ぜひ参考にしてみてください。

繊細な花柄で、上品さと大人のかわいさを両立

ピンタックフリルつきリバティプリントブラウス
読者モデル156cm、Mサイズ着用

まずは春らしいイエローのブラウスを使った、大人のかわいらしさ全開コーデ。繊細なデザインの花柄は、どなたでも派手過ぎず上品に着こなせます。

今季は、パフスリーブのアイテムにご注目。写真のようなバンドカラーとの組み合わせなら、首まわりがすっきり見えるので、より素敵な印象に見えること請け合いです。

今回はプリントが華やかなので、他のアイテムの色みを抑えて、爽やか&ナチュラルな感じにコーディネート。ボトムスにボリューム感のあるスカートを選んで、今っぽい装いに仕上げました。春夏っぽい雰囲気を楽しみたい方は、かごバッグを合わせるのもおすすめです♪

ワントーンでまとめれば、グッとよそ行き仕様に

ロールネックリバティプリントチュニック
読者モデル156cm、Mサイズ着用

お次は涼しげなブルーと、エネルギッシュなヒマワリ柄が目を引く、カットソーチュニック。ポイントは、絵画のようなタッチの絵柄と襟元のロールネック。華やかさときちんとした印象のいいとこ取りができるので、よそ行きコーデにもぴったりです!

また、写真のようなAラインシルエットのアイテムは、お腹まわりをさりげなくカバーしたいときにも大活躍。手持ちのストレートパンツと合わせるだけで、スラリと見えます。

「柄物の着こなし方がわからない」という場合は、プリントの色みと同系色のアイテムを合わせて、ワントーンコーデに仕上げるのも手。今回はネイビーのパンツとブルー系の小物を合わせて、ブラウスの色柄と上品さが引き立つ装いにまとめました。

一点加えるだけで手軽におしゃれ感を取り入れられるのも、プリントブラウスのいいところ。袖を通すだけで気分が上がって、表情もパッと明るく見えるので、ぜひ気分にハマる一枚を見つけてみてください♪