女優の伊藤沙莉が主演を務めるＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」（月〜土曜・午前８時）の第１３話が１７日に放送された。その内容は…。（以下、ネタバレがあります。ご注意ください）

　寅子（伊藤沙莉）たちの法廷劇の幕が上がるが、男子学生の小橋（名村辰）らに妨害されてしまう。よね（土居志央梨）は「お前の顔、覚えたからな」と言ってステージを下りて男子学生のもとへ向かった。一触即発の２人を見た寅子は「ちょっと〜！！」と叫びながら突進。手の爪を立ててジャンプして襲い掛かろうとしたところを、優三（仲野太賀）がとっさに止めに入り、優三は寅子に引っかかれてしまう。「ウオォォォ〜！」と手で顔を覆い倒れてしまった。

　寅子たちは負傷したよねを、住み込みで働くカフェ「燈台」へ送った。そこでよねは、初めて壮絶な過去を明かす。百姓の次女として生まれ、慕っていた姉は１５歳で売られて東京で女郎に。よねも１５歳を前に売られてしまい、女をやめることを決意した。数年後に、よねは姉が体を売った金をごまかされていることを知り、弁護士を目指すことに決めた。

　ネットは「よねさんの過去ヘビー級」「地獄」「マジ涙出た 絶対お姉さんと一緒に幸せになって欲しい」と涙。よねの過去にスポットが当たる一方で、ネットは「よねの生い立ちのエピソードのハードさに、寅子に暴力をふるわせまいと割って入った優三さんの勇敢さがかすんでしまった。気の毒だけどそんなところも優三さんらしい気がする」「優三さーーーん！！！！もうキュンキュンするんだが」「あと予告の『優三さーーーーん！！』のシーンが謎だったけど、ここだったのかと笑ってしまった。優三お前本当に良い奴だな」「え、想像してた展開とだいぶ違ったｗｗｗ寅子、爪で引っ掻いたｗｗｗ止める優三が引っかかれたｗｗｗって笑ってる場合ではない」と、この日の冒頭で見せた優三の行動をたたえた。