NHKの稲葉延雄会長の定例会見が17日、東京・渋谷の同局で開かれ、今月スタートした同局の連続テレビ小説「虎に翼」についてコメントした。

 稲葉会長は「まったく新しい朝ドラが始まった。法律関係の用語とか出てきて、たしかに難しい面があるけど、ドラマのなかでもサラッと法律用語の解説が入ってきて分かるような工夫がされているのでわかりやすい。女性弁護士を目指すヒロインに『頑張れ』と言いたくなるような作品」と手応え。序盤では女性の生きづらさも描かれているが「そんなに誇張しているということではない時代が変わって、今はそこまでではないんじゃないかと思っています」と所感を述べた。