新潮社出版部長の中瀬ゆかりさんが18日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜・午後5時)に生出演。女優の片岡凜が自身のX(旧ツイッター)に記した「トイレ待ち」時をめぐるエピソードが賛否両論を呼んでいることについて私見を述べた。

 この日の番組では、片岡がつづった「トイレ待ちしてたら子供が漏れるから先に入りたいと先頭のおばさんにお願いしてたけど、『私が漏らしたら誰が拭いてくれるの?排便に大人も子供もないわ』ともののけ姫の犬みたいな声でしっかり断ってて東京を感じた」という文章に「子どもだったらなんでも許されるというのは違う」、「正直、子どもより大人が漏らす方が悲惨」、「子どもは我慢できないよね。優しくない世の中になったもんだ」など様々な声が集まったことを紹介。

 この件について聞かれ、「これね。両方、責められるもんじゃないですよ」と話し出した中瀬さん。

 「排泄に大人も子どももないわけで。しかも、この女性だって、お母さんから『譲ってもらえませんか?』と言われた時に、それはもう『どうぞ、どうぞ』って言いたかったですよ。でも、そんな状況じゃないんですよ。『譲りたいんですけど、私も結構、来てて。ごめんなさいね』ってギリギリだったんですよ。だから能面のように『私が漏らしたら―』って声になっているのは、しようがない。おしっこでなく、『排便』って言ってしまうぐらい余裕もない。聞いた時に涙が出るくらいのギリギリ具合が分かるじゃないですか?」と推測すると、「本当、神様がいたら、緊急トイレを設置してくれるくらいな話で…」と続けていた。