落語芸術協会(春風亭昇太会長)の新真打ちに昇進する、春雨や風子改め雲龍亭雨花(春雨や雷蔵門下)、山遊亭くま八改め4代目山遊亭金太郎(桂南なん門下)、神田真紅改め3代目松林伯知(神田紅門下)の披露パーティーが21日、都内で行われた。

 雨花は「皆さんの気持ちをいただきまして、新しい名前を大きくしていけたら」と意欲。19年に死去した3代目の名跡を継ぐ金太郎は「徐々に金太郎になっていきたい」と師匠への思いを込めた。編集者から講談師になった伯知は「すべての職を語れるのが講談。憧れの伯知の襲名、やる気がみなぎっております」と語った。3人は5月上席の東京・新宿末広亭で披露興行を行い、都内寄席を巡演する。