国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)が26日、自身のX(旧ツイッター)で離婚したことを発表した。「先日、夫婦を卒業しました。友人になりました。わたくし事ですが、三浦姓を選びましたのでお知らせいたします」とつづった。離婚の詳しい日時などは記されていない。

 三浦氏の夫は投資・コンサルタント会社「トライベイキャピタル」代表取締役の三浦清志氏。2人は03年に結婚していた。

 清志氏は、2019年に3回にわたり、トライベイ社の債務の弁済などに使う目的で、特別目的会社から計4億2000万円をトライベイ社に振り込ませたとして、昨年3月に業務上横領の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。同年1月にも太陽光発電事業への出資を名目に10億円をだまし取ったとして刑事告訴されており、同社と自宅が東京地検特捜部によって家宅捜索を受けていた。

 瑠麗氏は当時、自身が代表のシンクタンク「山猫総合研究所」のホームページで「引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」とのコメントを掲載していた。

 ◆三浦 瑠麗(みうら・るり)1980年10月3日、神奈川県茅ケ崎市生まれ。43歳。東京大学農学部卒業後、同公共政策大学院、同大学院法学政治学研究科修了。東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て、現在は山猫総合研究所代表。著書に「孤独の意味も、女であることの味わいも」など。17年、正論新風賞を受賞。21年にはベストマザー賞を受賞している。