タレント・つるの剛士が27日までに自身のSNSを更新。能登半島地震の被災地・輪島を訪れたことを明かした。

 25日、インスタグラムで「急遽(きょ)時間ができたので昨日からウルトラマンガイアの吉岡毅志とともに知人のボランティア団体(キャンナス)さんを通じて能登の被災地に来ています。」と報告。「藤沢から車で10時間。辿(たど)り着くまでの道路もまだ応急処置的(とくに“のと里山道路”/道路の復旧に向けて働かれている皆さま本当にご苦労さまです)で通行可能ではありますがまだまだ悪路。」と車窓からの動画をアップし、被災地の現状を伝えたつるの。

 「そして到着した輪島の町は2年半前に仕事でお邪魔したときの景色とは一変 目を覆いたくなるような凄(すさ)まじい景色に。まるで廃墟のようになってしまった景色と被災地の皆さんの笑顔が全く釣り合いません。今日は現地で出会った金沢からボランティアに来ているタケシくんとあっくん ボランティア団体さん 医師会スタッフの皆さま 地元の方々と朝から輪島高校へ炊き出し 夕方から各保育園へお邪魔してきました。」と続け、炊き出しの様子や弾き語りをする動画、保育園を訪れた際の様子などを掲載。

 「お会いする被災地の皆さんが口々に言われることは『とにかく現状を知ってほしい。伝えてほしい。』能登半島の一番奥という遠い故郷への今一番の支援は、“知ることと伝える”こと。なにより“被災地に想いを馳(は)せる”支援。明日は珠洲に伺います。とにかく能登の一日も早い復興を願うばかりです。頂いたご縁にも感謝。」と心境をつづった。

 この投稿には「つるのさんのその行動が私たち被災者の励みになります」「皆さんが1日でも早く安心して暮らせるようになりますように…!」「行動力すごいです!!」「私も自分が出来ることをしたいと思っています」などのコメントが寄せられている。