TBS系「3年B組金八先生」、NHK大河ドラマ「徳川家康」などを手がけた脚本家・小山内美江子(おさない・みえこ)さんが5月2日、老衰のため亡くなった。94歳だった。長男で俳優の利重剛が公式サイトで明らかにした。

 「金八先生」の第1シリーズ(1979年)から「―ファイナル」(2011年)まで全シリーズに主演したフォークグループ「海援隊」のメンバーで俳優の武田鉄矢が10日、スポーツ報知などに追悼のコメントを寄せた。

 武田は「長いお付き合いでした。32年に渡り、描き続けて下さった『3年B組金八先生』は私の人生を貫く心を作ってくれた作品でした」。小山内さんと最後に会ったのは、2016年9月だった。「初めてお会いした日から、最後にお別れした日まで、これからその32年をゆっくり振り返り、何度も何度も思い返そうと思います。心よりご冥福をお祈りします」と悼んだ。