女優の広瀬アリス主演のフジテレビ系月9ドラマ「366日」(月曜・午後9時)の第7話が203日に放送され、世帯平均視聴率が5・9%だったことが21日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 同局月9ドラマの初回視聴率は、2017年10月期の「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」以来、3期連続で10%を下回っていたが、18年7月期の「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」で初回10・6%と2ケタ回復。以降は23年4月期の「風間公親―教場0―」の初回12・1%まで18作連続で2ケタ視聴率発進が続いていたが、同7月期「真夏のシンデレラ」が初回6・9%と1ケタ台を記録。同10月期「ONE DAY」は初回7・8%、今年1月期「君が心をくれたから」初回7・2%、今作は初回7・2%となり、4作連続の1ケタ発進。第2話は6・4%。第3話は5・9%。第4話は6・6%。第5話は5・4%。第6話は5・6%。今回は前回から0・3ポイントアップ。個人視聴率は3・3%。

 広瀬は月9初主演。男女4人組グループ「HY」の代表曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。主人公・明日香(広瀬)と高校の同級生・遥斗(眞栄田郷敦)は互いに好意を抱いていたものの、思いを伝えられないまま卒業。すれ違いの期間を経て、同窓会で再会して交際が始まる。幸せを手にした2人だったが、遥斗を悲劇が襲う…というストーリー。

 第7話では、明日香(広瀬)は、まだ高校時代以降の記憶を取り戻すことのない水野遥斗(眞栄田)に寄り添いながら、クラリネット講師の道を歩み始める。小川智也(坂東龍汰)も腕の故障から野球をあきらめ、実家の農業を継ぐことになった。そんな中、遥斗が退院することになる。元の仕事に戻りたいと願う遥斗は復職し、妹・花音(中田青渚)と一緒に住むことに…という展開だった。