テニスの全仏オープン(OP、5月20日開幕・パリ)の主催者は16日、本戦のエントリー選手リストを発表。日本勢は男子が世界ランキング71位の西岡良仁(ミキハウス)、85位のダニエル太郎(エイブル)と、錦織圭(ユニクロ)が名を連ねた。

 左膝痛で長期離脱した錦織は、今年3月のマイアミOPで約8か月ぶりに実戦復帰した。しかしクレーシーズンに入っても出場予定試合を次々と回避。エントリー済みのクレディ・アグリコルOP(30日開幕、フランス・エクスアンプロバンス)と、翌週開催のツアー下部2大会に出場して全仏に向かう見込みとなっている。全仏には負傷で長期欠場した選手が使えるプロテクトランキングを使い、48位扱いとなる。

 日本勢の女子は85位の日比野菜緒(ブラス)と、大坂なおみ(フリー)がエントリー。大坂は出産などで長期休養した選手に適用されるスペシャルランキング制度を使い、46位扱いで出場する。