◆米大リーグ タイガース−レンジャーズ(18日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 タイガースの前田健太投手(36)が、ホームのレンジャーズ戦で今季4度目の先発登板をしたが、毎回の3本塁打を浴びて降板した。

 初回、先頭のセミエンにプレイボールから3球目直球を左越えソロ。2回には先頭のスミスに四球を与えると、続くラングフォードに左越え適時二塁打を許した。なお無死二塁からハイムに右越え2ランを浴び、0−4と失点を重ねた。

 打線は2回に4点を奪い返してくれたが、失点が止まらない。3回1死、ガルシアに左中間へ、この日3本目の本塁打を打たれた。なお2死一、三塁から適時二塁内野安打を許し、6失点目。ここで降板した。2回2/3で7安打6失点2四球2三振、3本塁打。防御率は8・15となった。

 打線が4−7の4回に3点を返して追いつき、前田の敗戦は消えた。

 レンジャーズの先発ジャック・ライターはこの日がメジャーデビュー戦。21年ドラフト全体2位指名の期待株だった。父が90年代後半のメッツなどで活躍した左腕アル・ライター氏の息子。そしてマーク・ライター・ジュニア(カブス)はいとこで、その父マーク・ライター氏(タイガースなど)は伯父にあたる。アル氏とマーク氏は、史上初めて親子でMLBでプレーした兄弟となった。

 ライターも4回途中7失点で降板した。