◆米大リーグ ツインズ―レッドソックス(3日・米ミネソタ州ミネアポリス=ターゲットフィールド)

 レッドソックス・上沢直之投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地でのツインズ戦でリリーフ登板した。

 0−2の7回無死一、二塁で2番手で登板。最初の打者に四球を与えると、サインを伝達する機器ピッチコムの動作を確認する場面もあった。キリロフを二ゴロで本塁封殺。なお1死満塁で、ジュリアンにカウント3−1からピッチクロック違反による押し出しで1点を献上した。続くジェファーズには左中間への2点適時二塁打を許したが、後続を断ち、上沢はこの回1失点となった。

 上沢は2日(同3日)、本拠地・ジャイアンツ戦で救援登板し、メジャー初登板。2回無安打無失点1奪三振の鮮烈デビューを飾った。

 上沢は昨季終了後に日本ハムからポスティングシステムを行使して、レイズとマイナー契約。メジャーキャンプに招待選手として参加したが、オープン戦では4登板で0勝1敗、防御率13・03と結果を残せず、マイナー行きが通達された。その後入団時に締結していた条項を行使し、金銭トレードでレッドソックスに加入した。