◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)

 プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。

 全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が大会前に明らかにしたが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。

 セミファイナルのGHCタッグ選手権は王者組のジャック・モリス アンソニー・グリーンが「オープンチャレンジ」と題した謎の挑戦者と対戦。入場テーマソングまで相手が分からないタイトルマッチは、新日本プロレスの天山広吉と小島聡の「テンコジ」が登場した。

 過去に新日本プロレスのIWGPタッグを6度戴冠した「テンコジ」は絶妙な連係で王者を追い込んだ。しかし若さと地力で勝る王者は形勢を逆転。モリスのタイガードライバーをカウント2で小島は返したが最後はシューティングスタープレスで沈んだ。

 試合後、天山は「リング上がったらやるだけのことやんないと。あのベルト欲しかった」と唇をかみしめた。小島は「今、2024年の5月にテンコジがそろってこの両国のリングに立っている。それが何を意味するのか?それをいろんな人に知ってもらいたい」と訴え「まだやってんのか!って上等だよ。この現実にテンコジが生きている。リングに上がって俺たちが戦っている。それが俺と天山が生きているすべてのことです」と叫んでいた。