◆東京六大学野球春季リーグ戦 第4週第2日▽立大4―4慶大(5日・神宮)

 静岡の名門県立進学校・韮山高のチームメートでクラスメートでもあった立大・木村泰雄監督(63)と慶大・堀井哲也監督(62)が1回戦に引き続き激突。4−4のドローとなった。韮山高OB会主催バスツアーが開催され、静岡からの参加者36名と現地参加を合わせて約60名がネット裏から奮闘に声援を送った。

 創設99年を迎えたリーグ史上初となる、同級生監督対決の第2ラウンド。バスが到着すると、試合前には両監督とともに記念撮影が行われた。試合は一進一退の攻防の末、引き分けに。両監督には客席から大きな拍手が注がれた。

 韮山高野球部のOB会長を務める静岡県議会議員の土屋源由氏(67)は「韮高の選手たちにとって、ここ神宮は目指すべきところ。両監督とも指導者として多くの経験を積まれ、ここに今、花が咲いている」とリーグ史上初の同級生監督対決をたたえていた。

 第3ラウンドはGWの最終日となる6日、神宮で行われる。(加藤 弘士)