◆JERAセ・リーグ DeNA―ヤクルト(6日・横浜)
DeNA・筒香嘉智外野手(32)が6日、ヤクルト戦(横浜)でNPB復帰後初めて1軍に合流した。三浦大輔監督は守備位置、打順の明言は避けたが、スタメン起用することを明かした。NPBでは、2019年10月7日のクライマックスシリーズ・ファーストステージで敗退した阪神戦(横浜)以来、1673日ぶりの出場となる。三浦大輔監督の主な一問一答は以下の通り。
―筒香とどのような話を。
「改めて話をすることはないですけど、確認事項と、『よし、また一緒に頑張って行こう』ということですけどね」
―筒香の表情を見て。
「しっかり仕上がっていますし、打つ、打たないは別にしてコンディショニング的にはすごくいいと聞いていますし、表情を見てもその感じは受け取れますし。多少の緊張感はあるみたいですよ。『緊張している』と言っていましたよ」
―気になる起用法は。
「気にならないですよ(笑い)。みんな気にします? スタートで使います」
―守備位置、打順は。
「発表を待ってください」
―打順は色々考えたか。
「もちろん。筒香だけではなくて常に考えていますよ。筒香が戻ってきたことでどれがいいのかというところも含めて考えました。(打順は)楽しみにしておいてください」
―打順の決め手は。
「全体的な流れで。筒香個人的な流れだけでは決めない。他の選手との兼ね合いも含めて打線として考えました」
―2カード連続勝ち越しでいい流れの中で筒香が合流。
「たまたま今日になっただけ。またホームで、たくさんのファンの方の前で。復帰戦を迎えられて、いいんじゃないんですかね。ファンの方にも喜んでもらえて」
―ファームで数字はあまり出ていないが。
「何本打ったら上げると決めたわけではない。コンディショニングと、本人の感覚は本人にしか分からない部分。そのあたりをファームのコーチとかとしっかりコミュニケーションを取りながら。スタンバイが出来たということなので」
―筒香に期待するものは。
「またDeNAベイスターズの一員として一緒に戦って、今シーズンここから戦うので楽しみです」
―他の選手との交流は。
「キャプテン(牧)ともしっかり会話をしていた。うち(DeNA)は溶け込みやすい空気感でチームカラーなのでそこらへんは心配していないです」
―ヤクルト・石川との対戦は。
「経験豊富な投手。あまり惑わされないように狙い球を絞って打席に入って行けばいいと思います」
―石川は三浦監督に並ぶ23年連続勝利がかかっているが、長く活躍する秘けつは。
「体が丈夫じゃないと出来ないと思う。それが1番じゃないですか。そこで研究しながら向上心を持って、もっとうまくなろうと、ピッチングをよくしようと、この年齢になっても毎日持ち続けていると思う」