バスケットボール女子日本代表のパリ五輪に向けた強化合宿が7日、都内で公開され、21年東京五輪銀メダルの高田真希(デンソー)は、東京ドームで行われたボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥VSルイス・ネリの一戦を視聴したことを明かし「見ましたよ。めちゃくちゃ、刺激というか感動しました」と声をはずませた。

 高田は小・中時代と黒帯の空手少女で「元々、格闘技は好き」だという。また、井上は長く応援してきた選手で、「かっこいいので、ルックスも好きですし、応援してきた」と高田。「大観衆の前で勝ち続けること、日本人でも誰もなし遂げてないことをやったりしてるので、そういったところはすごく刺激というか感動してます」と話した。

 自身はパリ五輪で、前回の東京五輪を上回る金メダルを目指す。21年9月に恩塚亨監督が就任してからは、22年W杯1次リーグ敗退や、アジアカップの連覇が途切れるなど、苦しい時間を過ごしたが、2月の世界最終予選では、世界ランクで格上のスペイン、カナダに勝って、五輪切符を獲得した。「選手の理解度が上がっていった結果よくなって、総合力としてチームが良くなって行ったと思う」とチームの成長を語った。