◆JERAセ・リーグ 広島6―2阪神(21日・マツダ)
阪神・岡田彰布監督が、村上ー坂本のバッテリーに苦言を呈した。攻撃陣も広島・床田の前に凡打の山を築き、0―6の8回に2点を返すのがやっと。今季の広島戦は2勝5敗1分けと唯一の負け越しで、苦戦を強いられている状況だ。以下、岡田監督の一問一答。
―村上は
「初球の入り方やな。なあ」
―初回、2回と続けて初球を打たれた
「そうやんか。ホームラン打たれたやん。初球。(以前の秋山と)おんなじことやん。なあ」
―広島はいつも早打ち
「いや、ずっとやん。分かってるやんか」
―高さだったり、本調子じゃなかった
「そら調子悪かったんやろ。そういうことやん。これで調子良い言われたら困るよ。言うてるやん」
―今までなかったのがすごい
「だからお前、結局攻め方よりもカウントの入り方やん、初球の。2回でもそうだし、それでもう自分の組み立ても何もでけへんようになってしまうから。この前もそうやったから、お前」
―バッテリーももちろん対策はしていると思うが
「いや、対策してないやろ。してないからそうなるんやんか、そんなもん。対策してたら初球ボールとかでちょっと様子見たりして入るやん、勝負球でいくとか。簡単にそないしてな、カウント球で、初球ぽーんっていったのが全部やられて、でもう、自分のリズムっていうか、それで投げられへんなってしまう」
―ああいう展開になると
「そらきついよ」
―広島にやりたいことをやられた
「いや、こっちは自滅やろ、だってなぁ。やりたいことよりもお前、こっちのミスやんか、結局は」
―初回にチャンス
「そらお前、中軸が打たんから、そらもう、なあ。1本でも出とったらいいけどお前、点が入れへんわな、あのへんが打たんと」