旧優生保護法(1948〜96年)下で不妊手術を強制されたことは憲法違反だとして、石狩管内の男性(84)が国に3300万円の損害賠償を求めた訴訟の第5回口頭弁論が7日、札幌地裁(布施雄士裁判長)であった。本人尋問で男性は国に対し、「説明もないまま手術を受けさせられた。納得できない」と訴え、国に対して改めて説明と謝罪を求めた。...