79回目となる8月6日の原爆の日。平和宣言の検討が始まりました。

毎年、平和宣言は原爆の日の平和記念式典で広島市の松井市長が読み上げています。この内容については被爆者らと市長が話し合いで決めていて、初会合が行われました。

懇談会では市長からこれまでの平和宣言の流れを変更し、パレスチナなど緊迫する世界情勢から始め、被爆者の体験談につなげることへ意見が交わされたということです。

広島市 松井一実市長「平和を享受することがどれくらいいいことかとみんなで広げましょうと。そして今の争いをしずめるような方向で展開したい」

次回は来月上旬に開催され、宣言の骨組みが話し合われる予定だということです。