街全体がバザール!那覇を楽しみつくす「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」2泊3日|おすすめモデルコース

沖縄の県都であり、琉球王朝時代から受け継がれた独自の文化を育んできた那覇市。県内最大の観光都市として発展した街には沖縄中の名物や最新ショップなどありとあらゆるものが集い、まるでバザール(市場)のような活気と異国情緒に満ちています。
「OMO5沖縄那覇(おも) by 星野リゾート」は那覇を愛するスタッフが、バザールの趣豊かな街のとっておきの楽しみ方を提案する「街ナカ」ホテル。ゆいレールの駅や国際通りなどの繁華街にも近く、街歩きには絶好のロケーションです。那覇の定番スポットはもちろん、知られざるディープな魅力にも出合える2泊3日の旅をご案内します。

モデルコースのポイント

  • 那覇の街をおさんぽツアーで深掘り
  • 沖縄料理やお土産選びを満喫
  • 首里城講座で学び、復元の様子を見学

<1日目>

  • 1みかど
  • 2国際通り
  • 3OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート
  • 4あっぱりしゃん

<2日目>

  • 5御食事処ツバメ(第一牧志公設市場)
  • 6壺屋やちむん通り
  • 7LIQUID THE STORE
  • 8BACAR(バカール)

<3日目>

  • 9おにぎり処首里 ななむすび
  • 10首里城公園〜周辺散策

1日目

那覇空港

直結のゆいレール那覇空港駅から下り線(てだこ浦西方面)で県庁前駅下車徒歩約6分

11:50 OMO5沖縄那覇(ロッカー利用)

ロッカーに荷物を預けてラクラク観光

電子ロッカーの利用は無料。2階の「ゆんたくライブラリー」の横に設置

チェックインまでの間、大きい荷物はOMO5沖縄那覇の宿泊者専用のロッカーに預けるのが便利です。身軽になったら、楽しみがいっぱいの那覇の街へ出かけましょう。

徒歩すぐ

12:00 みかど

たっぷりの野菜を摂れる栄養満点の「ちゃんぽん」

「ちゃんぽん(みかど風)」850円 「ちゃんぽん(みかど風)」850円

ゴーヤーちゃんぷるーをはじめ、おぼろ状の島豆腐に出汁を合わせたゆしどうふ定食、ちゃんぽんなど、沖縄ならではの家庭料理が味わえる大衆食堂。
沖縄では「ちゃんぽん」は麺ではなく、炒めた野菜や肉の卵とじをご飯の上に乗せた料理を指します。使う素材は店舗ごとに異なっており、「ちゃんぽん(みかど風)」の場合はキャベツやにんじん、たまねぎ、コーンビーフを使い、甘辛い味に仕上げています。

みかど
  • URL:https://www.okinawastory.jp/gourmet/600011715
  • 住所:沖縄県那覇市松山1-3-18 MAP
  • 営業時間:10:00〜21:00
  • 定休日:毎月第3日曜、母の日(毎年5月第2日曜)、旧盆
  • TEL:098-868-7082

徒歩約10分

12:40 国際通り

沖縄を代表する観光ストリート

道路沿いのヤシの木が南国ムード満点。通りを端から端まで歩くと30分ほど

約1.6kmの通りに沖縄料理などの飲食店やカフェ、お土産処、デパートが軒を連ねる那覇のメインストリート。店頭には沖縄の定番土産の菓子をはじめ、やちむん(焼き物)の器やシーサー、沖縄らしいご当地Tシャツなどが並び、歩いているだけでも旅の期待が高まります。
終戦後の劇的な復興と、約1マイルという通りの長さから「奇跡の1マイル」ともいわれる国際通り。毎週日曜日の12時〜18時には歩行者優先道路になる「トランジットマイル」を開催。ライブやパフォーマンス他、多彩なイベントで賑わいます。

国際通り
  • URL:https://naha-kokusaidori.okinawa/
  • 住所:沖縄県那覇市 MAP
  • TEL:098-863-2755(那覇市国際通り商店街振興組合連合会)
  • メモ:「トランジットマイル」は雨天の場合中止

徒歩約10分

15:00 OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート

「バザールって、ちむどんどん♬」がテーマの新感覚ホテル

まるでバザールのような那覇で、ちむどんどん(ドキドキワクワク)するホテルステイを提案。ゲストと街をつなぐ「OMOベース」には、情報満載の「ご近所マップ」の他、「OMOカフェ」「ゆんたくライブラリー」があります。那覇を深く知るなら「ご近所ガイドOMOレンジャー」と街歩きへ。寝るだけでは終わらない楽しい滞在が待っています。

施設サイト
予約サイト
おすすめの客室

やぐらルーム

客室は趣の異なる3タイプ。「やぐらルーム」は上段にベッドスペース、下段にソファスペースを備え、まるで秘密基地のようなワクワク空間です。床は素足に心地よい畳張り。箱階段には小物はもちろんスーツケースも収納できるので、ゆったり快適に過ごせます。

16:00 OMOレンジャーツアー「裏国際通りさんぽ」

非定番の街歩きで那覇の新たな魅力を発見

活気あふれる「市場本通り」やディープな「かりゆし通り」など、迷路のような路地は歩くだけでも刺激的

チェックイン後にまず参加したいのが、国際通りから少し離れた商店街、通称・裏国際通りを「ご近所ガイドOMOレンジャー」と巡るツアー。老舗から新スポットまで多様な店が軒を連ね、見慣れない土産物や菓子が並ぶ姿は異国のバザールのよう。店主とのゆんたく(おしゃべり)も楽しみです。

徒歩約7分

19:00 あっぱりしゃん

定番からローカルフードまで、沖縄らしい料理を満喫

「フーチャンプル」880円 「フーチャンプル」880円

毎晩のように開催される三線ライブが人気の沖縄居酒屋。「グルクンの唐揚げ」「マグロ刺身」などお酒に合う一品料理をはじめ、「沖縄そば」や「ラフテーチャーハン」といった食事系まで沖縄らしい料理を提供しています。
「ゴーヤチャンプル」や「ソーメンチャンプル」などチャンプルーの種類も豊富です。中でもフワフワの車麩と野菜、スパムが食べ応え抜群の「フーチャンプル」が好評。島野菜として知られるアダンやオオタニワタリを使った珍しいチャンプルーもあります。

あっぱりしゃん
  • URL:https://www.instagram.com/okinawaapparishan/
  • 住所:沖縄県那覇市久茂地3-23-8 MAP
  • 営業時間:17:30〜翌1:00
  • 定休日:無休
  • TEL:098-861-1112

徒歩約7分

22:00 琉球ガラス夜灯りナイト

琉球ガラスの灯りと島の酒で那覇の夜を満喫

琉球ガラスは廃瓶の再利用から生まれた沖縄の伝統工芸。色とりどりのガラスの灯りが幻想的な空間を演出

1階の「OMOベース」では、100個の琉球ガラスの灯りが彩る空間で島の酒を楽しめるナイトイベントを毎晩開催。那覇の名店がセレクトした泡盛やラム、クラフトジンなどをゆっくりと飲み比べしながら、夜のひとときを過ごしましょう。

2日目

08:00 朝食「OMOカフェ」

街巡りの前にエナジーチャージ

メインプレートにサラダ、スープ、フリードリンクが付き、ボリュームたっぷり

朝食のメインプレートは「クロックムッシュ」や「ピザトースト」など5種類からセレクト。おすすめは外側はカリッと、中はしっとりの異なる食感が楽しめる「フレンチトースト」。マンゴーソースと生クリームが華を添える一品です。

09:30 OMOレンジャーツアー「那覇ゆんたく市場さんぽ」

沖縄の食材が集う市場で、ゆんたくしながらショッピング

一番の楽しみは個性豊かな店主とのゆんたく(おしゃべり)。うちなーんちゅ(沖縄の人)の温かさに触れ、会話も弾む

沖縄県民の台所としてにぎわう「那覇市第一牧志公設市場」を「ご近所ガイドOMOレンジャー」が案内。店頭に並ぶカラフルな魚や南国のフルーツなど沖縄食材の紹介をはじめ、専門店の人気商品、市場の歴史などOMOレンジャーが地元目線で紹介します。

同市場内

12:00 御食事処ツバメ(第一牧志公設市場)

第一牧志公設市場で買える新鮮な魚で、海鮮料理を満喫

持ち上げ調理のイラブチャーのマース煮とお刺身、店舗メニューの「もずく天ぷら(2個)」440円 持ち上げ調理のイラブチャーのマース煮とお刺身、店舗メニューの「もずく天ぷら(2個)」440円

第一牧志公設市場1階の鮮魚店や精肉店で食材を購入し、調理代を支払って調理してもらう「持ち上げシステム」を最初に始めた店舗です。
持ち上げ調理では、ミーバイやイラブチャーといった沖縄ならではの魚を使用し、お刺身や、バター焼き、煮付けにするのが人気。イラブチャーのマース煮は、出汁と塩のみのシンプルな味付けで、素材本来の旨みを味わえます。対するお刺身は、淡白でさっぱりとした味わいが特徴。シソダレでいただく海ぶどうは、付け合わせにぴったりです。

御食事処ツバメ(第一牧志公設市場)
  • URL:https://www.tsubame-shokudo.jp/shop/index.html
  • 住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1 MAP
  • 営業時間:11:00〜21:00(L.O.20:00)
  • 定休日:第2・4・5日曜
  • TEL:098-867-8696

徒歩約5分

13:30 壺屋やちむん通り

焼き物の一大産地で心惹かれる「やちむん」探し

店舗の他、「壺屋焼」の博物館や登り窯など見どころ豊富。昔ながらの趣が残るすーじぐゎー(路地)散策もおすすめ

「やちむん」とは沖縄の言葉で焼き物のこと。沖縄が誇る伝統工芸で、なかでも壺屋地区は300年以上の歴史を重ねてきた焼き物の地です。「壺屋焼」は厚めでぽってりとしたフォルムや大らかな絵付けが特徴。風情あふれる石畳の通りには壺屋焼の窯元の直営店やセレクトショップが立ち並び、食器や花器、アクセサリーなど様々なやちむんが店頭を彩ります。
お土産の定番・シーサーも、威厳に満ちたものからポップなものまでバリエーション豊か。窯元や職人の個性に触れられるのも、やちむん探しの楽しみです。通りにはカフェや陶芸体験を行っている店などもあるので、ゆっくり巡ってみてください。

壺屋やちむん通り
  • 住所:沖縄県那覇市壺屋 MAP
  • 営業時間:店舗によって異なる
  • 定休日:店舗によって異なる

徒歩約5分

15:30 LIQUID THE STORE

「飲む」共同売店所で楽しむ美酒とコミュニケーション

「ISLANDS BEVERAGE」のジン各種。「O LEMON GIN」6,600円(右から2つ目)は石川酒造場の泡盛をベースに沖縄県産レモンとボタニカルを使用

壺屋地区にある、「飲む」という行為に着目した共同売店所。沖縄をはじめ、国内外から厳選したナチュラルワインやクラフトビール、スピリッツなどの酒類、コーヒー豆や茶葉の他、器など飲むための道具も販売。取り扱う飲み物などを味わえる立ち飲みスペースを備えます。また飲むことと対を成す、食のパートナーとして人気のハム&ソーセージ専門店「TESIO」も併設しています。
LIQUID主宰のレーベル「ISLANDS BEVERAGE」では、沖縄の島々の造り手とともに飲料造りを展開。オリジナルのジンは多くの愛好家を魅了しています。新しいものとの出合いは旅の最大の魅力。この店だけの「飲む」を通した、出合いや体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

LIQUID THE STORE
  • URL:https://www.instagram.com/liquid_okinawa/
  • 住所:沖縄県那覇市壺屋1-1-21 MAP
  • 営業時間:13:30〜19:00
  • 定休日:火・水・木曜
  • TEL:098-988-3607

徒歩約20分

17:30 で〜じ行きたくなる!首里城講座

予習で万全。「首里城」観光前の必須講座

参加者には「首里城周辺マップ」を配布。講座のポイントを書き込めばオリジナルマップが完成

沖縄の伝統衣装「琉装」をまとったOMOのスタッフが、沖縄のシンボル「首里城」の歴史や見どころを楽しく解説。首里城で働く方々から伺った情報をはじめ、フォトスポットや周辺のおすすめ店など、スタッフ独自の視点で紹介します。
※「で〜じ」は沖縄の方言で、「すごく」「とても」という意味

徒歩約7分

18:30 BACAR(バカール)

薪窯で焼き上げるナポリピッツァが評判の店

「ピッツァ・マルゲリータ」2,000円 「ピッツァ・マルゲリータ」2,000円

薪窯のナポリピッツァが地元の方にも評判のレストランです。30時間以上かけてじっくりと熟成させた生地を使い、オーダーメイドの薪窯で焼き上げるピザが絶品。生地全体はサクサクとした軽やかな食感、耳部分は分厚くモチモチしていて、最後の一口までおいしくいただけます。
定番の「ピッツァ・マルゲリータ」は、イタリア産のトマトとモッツァレラチーズ、バジルの風味が相性抜群。チーズは毎回空輸で仕入れていて、濃厚でとろりとした味わいがたまりません。

BACAR(バカール)
  • URL:https://www.instagram.com/bacarokinawa/
  • 住所:沖縄県那覇市久茂地3-16-15 MAP
  • 営業時間:17:00〜22:15(L.O. 20:30)
  • 定休日:火・水曜 ※不定休ありのためSNSで要確認
  • TEL:098-863-5678

徒歩約7分

22:00 「OMOカフェ」でスイーツ

南国フレーバーの夜パフェでまったり

「トロピカルパフェ」(写真中央)は島バナナとマンゴーのアイスにシュー生地をトッピング

食後に欲しくなるのは、やっぱり甘いもの。24時まで営業の「OMOカフェ&バル」で「トロピカルパフェ」はいかがでしょうか(23時30分ラストオーダー)。小ぶりなので〆スイーツにぴったりのサイズ感です。他にも南国らしいスイーツやドリンクが揃います。

23:00 OMOベース「ゆんたくライブラリー」

伝統工芸が彩るライブラリーでリラックスタイム

宿泊者限定で24時間利用可能。カフェのフードやドリンクを楽しむのも自由

2階の「ゆんたくライブラリー」には「琉球張り子」や「琉球みやらびこけし」などの伝統工芸、沖縄に関する書籍がずらり。気になった本を読んだり、大きいソファでくつろいだりと、就寝前のひとときを思い思いに過ごせます。

3日目

11:00 OMO5沖縄那覇をチェックアウト

大きい荷物はホテルのロッカーに預けて観光へ。

ゆいレール県庁前駅または美栄橋駅から下り線(てだこ浦西方面)で儀保駅下車徒歩約12分

12:00 おにぎり処首里 ななむすび

バリエーション豊富な「ポークたまごおにぎり」が人気

「ゴーヤチャンプルおにポー」580円、「アイスぜんざい」480円。店内席とテラス席があり、テイクアウトも可能

「首里城公園」のすぐ近くのおにぎりカフェで味わえるのは、沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」。ポークランチョンミート(スパム)と卵焼きをサンドしたスタンダードな「おにポー」をはじめ11種類が揃います。作り置きはせず、注文後に出来たてを提供。ご飯は白米と玄米から選べるのもうれしいポイントです。「ゴーヤチャンプルおにポー」や「タコスおにポー」などオリジナルメニューも話題。いろいろ食べ比べてみるのも楽しみです。
ドリンクやスイーツも見逃せません。沖縄名物「アイスぜんざい」は、個性あふれるやちむん(焼き物)の器で登場。黒糖の風味香る金時豆、白玉、氷のバランスが絶妙な逸品です。

おにぎり処首里 ななむすび
  • URL:https://www.instagram.com/nana.musubi/
  • 住所:沖縄県那覇市首里真和志町2-1 MAP
  • 営業時間:9:30〜17:00
  • 定休日:水曜
  • TEL:098-943-9138

徒歩すぐ

13:00 首里城公園〜周辺散策

沖縄のシンボルと周辺スポットを散策

朱塗りの楼門「守礼門」。沖縄戦で焼失後、1958年(昭和33年)に復元(写真提供/首里城公園:守礼門)

旅のラストは、前日の「首里城講座」で学んだ情報をもとに「首里城公園」と周辺を巡ってみましょう。
琉球王国の王城「首里城」は14世紀頃の創建といわれ、政治や文化の中心として繁栄しました。1945年(昭和20年)の沖縄戦で焼失しましたが、後に首里城公園として整備。2000年には首里城跡などが世界遺産に登録されました。園内には「守礼門」や「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」など多数の文化財が点在。レストランやカフェもあり、ゆっくり散策を楽しめます。
2019年に正殿などが火災で焼失しましたが、現在は2026年秋の正殿公開に向けた復元の様子を一般公開。作業工程を見学できる貴重な機会に足を運んでみてください。

首里城公園
  • URL:https://oki-park.jp/shurijo/
  • 住所:沖縄県那覇市首里金城町1丁目2番地 MAP
  • 営業時間:8:00〜19:30、有料区域は8:30〜19:00(入場は〜18:30)
    ※時期により変動あり。HPで要確認
  • 定休日:無休
  • 入場料:有料区域は大人400円、高校生300円、小・中学生160円、6歳未満無料
  • TEL:098-886-2020
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