以前にイチオシでもお伝えしたロサンゼルスで制作中のドジャース・大谷翔平選手の巨大壁画が、ついに完成しました。

日本時間29日、本拠地ロサンゼルスでのシーズン開幕戦を迎えるドジャースの大谷翔平選手。HTBでは以前、ロサンゼルスのホテルの壁に描かれた巨大な壁画を取材。地元での開幕を前に日本時間の28日、完成しました。

小松靖アナウンサー)

「いま垂れ幕が下がりました。ロサンゼルスの青い空をバックに世界のいただきを見据える大谷翔平選手の巨大壁画、いよいよお披露目となりました」。

ホームランボールを見つめる大谷選手。二刀流ということで、ピッチャーの姿も!

大谷選手の身長は193cmですが、こちらの壁画は高さ、なんと30m!

地元の人)

「すばらしい、どうやったの?信じられないほど似ている。大谷は我々のコミュニティを活気づけてくれた。我々は彼を誇りに思っている」。

足を止めてスマートフォンを向ける人々。それもそのはず、専用のサイトを開いて壁画にかざすと…。

大谷選手が打つ!投げる!画面の中の壁画が動き出す仕組みになっているんです。

立田祥久記者)

「麦わら帽子を被った男性が刷毛を使って今まさに描いていますね」。

この壁画をたった一人で描き上げたロバート・バルガスさん。大のドジャースファンとして地元を盛り上げたいという一心から取り組んだ壁画制作。昼夜を問わず、たった一人で20日かけて完成させました。

かつて札幌を訪れたことがあるロバートさん。ファイターズからメジャーに羽ばたいた大谷選手には特別な思い入れがあるといいます。

ロバート・バルガスさん)

「翔平は日本ハムでプレーしました。いまはドジャースです。我々はチームロサンゼルス、チーム大谷です。北海道の皆さんを迎え入れるのが待ち遠しいです」。

大谷選手にとって悲願の世界一へ。新たなランドマークが完成し、ロサンゼルスのドジャースファンの応援熱は高まるばかりです。

ロバート・バルガスさん)

「大谷選手、世界一に向かって進んでいきましょう!」