3日の札幌は暖かい春の陽気に包まれました。札幌市内のカー用品店では、タイヤ交換の作業がピークを迎えています。

喜多和也記者)

「朝から全ての作業スペースが埋まり、タイヤ交換が行われています」。

一気に雪解けが進む札幌市内。札幌市東区のカー用品店では、冬タイヤから夏タイヤへの交換作業がピークを迎えています。この週末の予約はほぼ埋まっていて、平日も7割から8割ほどの予約が入っているということです。

オートバックス環状通・光星店鈴木央さん)

「今年は少し雪が多かったので、例年よりは遅いかなという感じはしますが、ここに来て予約の方がかなり入ってきてます」。

客)

「きょうは天気良いしちょうど良いかなと。やっぱり気分的に違いますよね。まず第一に燃料の食い方(消費量)が違う」。

解けのこの季節、厄介なものも姿を見せ始めました。

喜多和也記者)

「道路の真ん中に大きな穴ができています。ここだけではなく至る所にその穴が見られます。中にはかなりの深さがあるものもあります」。

毎年この時期に現れる道路の穴。道路の傷やひび割れに雪解け水が染み込み、夜になって凍ることで亀裂が広がり、その上を車が走ると穴が大きくなります。

穴がある道路を車で走ると・・・

喜多和也記者)

「おおお・・・かなり衝撃を感じますね」。

タイヤのパンクやハンドルを取られるなどして事故につながる恐れもある危険な穴。札幌市内では、車が安全に走れるように急ピッチで補修作業が進められています。

大同舗道・佐渡由太郎さん)

「いきなり雪解けが進んだので(例年より)穴は多い。僕らは道路を守るのが仕事なのでみんな努力しています」。

札幌市中央区の土木センターによりますと、中央区では補修には例年2億円ほど費用がかかっていて6月までには終える予定だということです。