綾辻行人先生のデビュー作『十角館の殺人』(講談社)をモチーフにしたグラフィックTシャツが、2023年5月16日から発売。ミステリ作品をファッションアイテムとしてスピンオフさせるブランド「PUZZLE(パズル)」の第1弾プロジェクトとして、同作ファンだけが気づける暗号のようなデザインのTシャツ全4種類がラインナップされています。

ミステリ作品を着る?「十角館の殺人」モチーフTシャツ5月16日発売


あなたは気づける?「暗号ファッション」





「暗号ファッション」とは、ミステリにあまり触れたことのない人にとってはただの幾何学模様にしか見えないけれど、ミステリファンが見ればすぐに気づくことができるデザインのアイテムを身に着けること。

オンライン上でのコミュニケーションが浸透している現代で、コアなミステリファン同士が街中ですれ違うとき、暗号デザインを読み解いた人たちが思わずニヤリとしてしまうような、新たなコミュニケーションツールの1つとして近年注目されています。



「十角館の殺人」をモチーフにしたデザイン4種



作中に登場する見取り図がモチーフ作中に登場する見取り図がモチーフ


第1弾はミステリー小説と言ったら知らない人はいないであろう名作『十角館の殺人』がモチーフ。ミステリには「ノックスの十戒」という作品作りのルールがあり、今回はそれにならい「アイテム作りの五戒」を定めたそう。

その内容はこちら↓




  • 「作品を象徴するもの」「事件現場の様相」「シーン」「セリフ」など、重要なファクターを使ったデザインであること


  • 「タイトル」「作者名」など、広告的なビジュアルは避け、実用的・暗号的なデザインにすること(「デートでも着られる」が望ましい!)


  • 作品のネタバレはしないこと


  • 既読であっても、説明されなければ気づかないような、曖昧なデザインは避けること(暗号過ぎる)


  • ファッション感度が高い人に対しては、ミステリに興味を持たせ、新たな読者として引き込めるデザインであること



作中に登場するプレートがモチーフ作中に登場するプレートがモチーフ


見取り図と、周りに渦巻く登場人物名がモチーフ見取り図と、周りに渦巻く登場人物名がモチーフ


作中に登場するティーカップがモチーフ作中に登場するティーカップがモチーフ


同作ファンはもちろん、シンプルにファッションアイテムとしても楽しめるTシャツ。2023年8月8日(火)まで販売予定とされています。



販売期間:2023年5月16日(火)〜2023年8月8日(火)
価格:4,900円〜(税抜)
サイズ展開:S、M、L、XL
素材:綿100%(アッシュ・ミックスグレー綿98%、ポリエステル2%)
販売ページ : https://greenfunding.jp/lab/projects/6614



※情報はプレスリリース発表時点のものとなります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。




https://iemone.jp/article/lifestyle/autumn_324486/