積極的に婦人科を受診できない……。私たちの本音に医師がアンサー!
婦人科を受診することが大切とわかってはいても、ためらってしまう…。そんな本音を産婦人科医の高橋怜奈先生に相談してみました。
Q 生理痛程度で受診してもいいの?
A 生理痛はないのが「正常」です
「生理痛は立派な病気です。ないのが当たり前なので、一刻も早く受診を。ホルモン療法で生理痛を軽減することができます」
Q 特に不調がないので必要を感じなくて……
A 子宮頸がん検診は2年に1回受けましょう
「20歳以上で性交経験があるなら子宮頸がん検診を受けましょう。一緒に経腟超音波検査で子宮と卵巣をチェックすると安心です」
Q 内診が嫌! 絶対しなきゃだめ?
A マストではありません。抵抗があれば他の検査も
「必要に応じて内診をすすめますが、患者さんの意思が尊重されます。性交経験のない人にはおなかの上から超音波検査を行う方法も」
Q いい病院や先生がわかりません!
A 婦人科メインの病院が◎。専門医かどうかも判断基準
「女性特有の疾患を診る婦人科診療メインの施設がベター。医師との相性も大切ですが、専門医かどうかも一つの判断基準に」
教えてくれたのは…高橋怜奈先生
産婦人科専門医・指導医、医学博士。医師として勤務しながら、YouTubeやXで医療情報の発信も積極的に行っている。