2024年3月26日、東上野地区の駅前複合再開発事業の実施に向けた準備組合「東上野四丁目A−1地区再開発準備組合」が設立されました。
事業協力者として、東京地下鉄(東京メトロ)と大林組が参画します。

今記事では、上野の新しいランドマークについて、現時点で分かることを紹介していきます。

気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!

 目 次

  • 1 上野の新しいランドマークはどこにできる?
  • 2 台東区における上野地区の位置づけ
  • 3 準備組合設立の経緯・今後の方針
  • 4 事業概要
  • 5 まとめ

上野の新しいランドマークはどこにできる?

上野の新しいランドマークの施行地区は、昭和通りと浅草通りの交差点に位置する東京都台東区東上野4丁目の一部です。

引用:プレスリリース

上野の駅前にあたり、近隣には台東区役所や東京地下鉄本社などがあります。
地区面積は約1ヘクタールです。
地元民はもちろん、観光客にも注目されること間違いありません!

台東区における上野地区の位置づけ

上野地区は、東京メトロ・JR等鉄道各路線が結節するターミナル駅の上野駅があり、その周りには、世界に誇る文化・芸術資産や多様で歴史ある魅力が集積しています。

台東区は2040年代頃の上野地区の将来像と取り組みの方向性を示す「上野地区まちづくりビジョン」を策定。
上野公園等の“杜”と“まち”を重ね・繋げ、“杜”と“まち”の相乗効果を発揮することにより、日本の文化芸術立国を牽引し、国際競争力を強化する文化・芸術の創造発信拠点を形成することを目指しているのだとか。

その中でも、東上野四・五丁目地区では、台東区が2019年に大規模用地の活用を契機としたまちづくりの実現に向けた「東上野四・五丁目地区地区計画」を策定し、適正な土地利用の誘導とともに、公共公益施設の再編や大規模な敷地の機能更新などにあわせた段階的なまちづくりを行っています。

検討区域であるA−1地区では、浅草通りの玄関口としての立地特性や上野駅とのアクセス利便性を踏まえ、建築敷地の整序・共同化により土地の有効利用・高度利用を図ります。

また、それとともに、東上野四・五丁目地区のエントランスにふさわしい広場等の公共空間の整備を図ることが位置づけられています。

準備組合設立の経緯・今後の方針

上野地区のまちづくりの方向性を検討することを目的に、2018年3月に「東上野四丁目地区エントランス街区勉強会」が設立され、全16回の勉強会を開催。

その勉強会の中で、より具体的な検討を進めるステップとなる準備組合を設立することについて、多くの権利者から賛同が得られたため、このたび準備組合を設立するに至ったそうです。

今後は、台東区における本地区の位置づけを踏まえた上で、権利者や周辺地区の皆様の発展にも寄与するまちづくりの実現に向けて、取り組むといいます。

事業概要

<事業名称>
(仮称)東上野四丁目A−1地区第一種市街地再開発事業

<施行地区>
東京都台東区東上野四丁目の一部

<地区面積>
役1.0ha

<完成目処>
2030年代半ば

まとめ

今記事では、上野の新しいランドマークについて紹介しました。
いかがでしたか?
まだまだ先のことではありますが、新しいランドマークができるのは楽しみですよね!
注目しておきましょう!
その他の情報は解禁され次第お知らせします。

著者:きむら