【津】三重県の津市大門・丸之内地区を盛り上げようと、市物産まつりや津観音の縁日祭などが集結し、一帯で繰り広げられる初のイベント「518ドまんなかフェス」が18日午前10時から午後3時まで開催される。物産まつりは今回初めて、丸之内地区で開かれる。

 中心市街地活性化に向けた新たな取り組みとして、エリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」が企画した。これまで別々に開催されていたイベントが一堂に会することで、地域全体で賑わい創出するのが狙い。

 35回目を迎える物産まつりは長らく大門大通り商店街で開かれていたが、アーケード撤去に伴いお城西公園に移動。今年はさらに丸之内商店街に場所を移し、国道23号沿いの松菱周辺からセンターパレス前の真ん中広場にかけて、約40店が出店して市内の特産品が販売される。

 丸之内開催に合わせて、安濃津ガイド会と共同で津城模擬櫓(やぐら)の見学ツアーも実施。午前10時半、午後1時、午後2時の計3回開かれる。

 物産まつり以外にも、大門大通り商店街で野菜や果物などが並ぶ大門てづくり市、津観音内で音楽ライブのステージや地元店の飲食ブースがある縁日祭、松菱6階催事場での「ふるさと三重物産展」なども同時開催される。

 フェスを記念し、五つの拠点を結ぶスタンプラリーも実施する。スタンプは物品を購入せずとも各拠点の会場で押してもらえる。五つそろえば先着300人に、当日限定の「518」と刻印された平治煎餅がもらえる。

 見学ツアーは事前申し込みが必要。フェスも含めた問い合わせ、申し込みはエリア518事務局(丸之内商店街振興組合内)=電話059(224)4955=へ。