【亀山】三重県の特定非営利活動法人「亀山市スポーツ協会」(豊田利一会長)は19日、同市関町萩原の名阪関ドライブインで、令和6年度通常総会を開いた。加盟22団体から計40人が出席した。

 総会に先立ち、同5年度全国大会の入賞者や東海、県大会で優勝、入賞した個人30人と2団体に豊田会長から表彰状が手渡された。

 第29回東海高校ウエイトリフティング競技選抜大会の男子67キロ級で優勝した、県立亀山高校2年生、眞弓奏汰さん(16)は「今年8月のインターハイに向け、まずは予選突破を目指し、力をつける」と話した。

 総会では、市民スポーツ大会や市駅伝競走大会の開催、スポーツ少年団養成講座会のほか、指導者(リーダー)研修会への参加など計8事業を盛り込んだ、本年度事業計画案と収支予算案を満場一致で承認した。

 豊田会長は「8月には、『する・みる・支える』スポーツの魅力を楽しむパリ・パラリンピックが開催される」とし、「今年度もスポーツを通じた共生社会の実現に向け、まちづくりや健康維持増進のため、市民スポーツの普及、振興に努める」とあいさつした。

 来賓あいさつで櫻井義之市長は「近年、若い世代が多種目にわたり、県や東海、全国大会で活躍していることは力強く頼もしい」と述べ、「市民らにスポーツの力で、夢や感動を与える協会として期待している」と話した。