職場で昼寝をしたことがある人は、どのくらいいるのか。プラス株式会社ファニチャーカンパニー(東京都渋谷区)が調査結果を発表し、7割超が昼寝経験があると分かった。

 職場の昼寝経験では「ほとんどないが昼寝したことはある」(28.2%)が最も多く、「週に1〜2日程度」(13.2%)、「週の半分程度」(10.6%)など、習慣的に行っている人は4割強だった。

 1回当たりの昼寝時間では「5〜15分程度」(54.4%)と回答した人が最も多く「15〜30分程度」(33.3%)、「5分未満」(7.7%)が続いた。

 昼寝からの起床時に感じる課題の1位は「かえって眠くなる」(51.6%)。「寝起きに体が痛くなる」(48.7%)、「寝る前よりも体がだるくなる」(35.3%)が続いた。「かえって眠くなる」「寝起きに体が痛くなる」と回答した人の割合を昼寝の長さ別に見ると、昼寝が30〜45分程度以上で顕著に回答率が増加した。

 昼寝をすることで作業効率の向上など、良い効果があると考えている人は「そう思う」(41.4%)、「どちらかというとそう思う」(42.6%)を合わせて84.0%だった。

 2023年12月18日に、従業員数100人以上のオフィスで働く500人を対象にインターネットで調査した。