スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営する米Nianticは、有料のリアルイベント「Pokemon GO Fest 2024:仙台」(以下、GOフェス)の概要を3月7日に発表しました。同時に早期割引きチケットの販売を始めたところ即完売。通常チケットの発売は4月上旬を予定しています。

 GOフェスは、ポケモンGOで年に1度開催される、最大のイベント。毎年、春から夏にかけて世界数カ所の都市を巡業していて、今年は仙台(5月30日〜6月2日)、マドリード(6月14日〜16日)、ニューヨーク(7月5日〜7日)で行われます。

 日本では過去に横浜や大阪などで開催していますが、いずれも日程は真夏だったため、参加者は暑さに四苦八苦していました。去年の猛暑も考えると、仙台イベントの日程を5月に前倒ししたのは素晴らしい判断だと思います。

 それもあってか、7日の発表と同時に発売した早期割引きチケットはすぐに予定数に達して完売。SNSでは、購入できなかった人達の嘆きの声も目立ちます。なお、通常チケットは1日3600円で、4月上旬から販売する予定です。

●メイン会場は泉中央駅から徒歩5分

 メイン会場は、仙台市泉区の七北田公園。仙台市営地下鉄の泉中央駅から徒歩5分の場所にあります。仙台市公園緑地協会のWebサイトによると、「泉中央の七北田川沿いに設置されている総合公園で、園内には、子供に大人気の大型遊具が設置されているわんぱく大地、皆様の憩いの場になっている泉ヶ池や芝生広場のほか、緑化相談の受付や園芸講習会などを開催する都市緑化ホールが設置されています」とのこと。

 仙台イベントは、この七北田公園を中心に、仙台市全体が会場になります。イベント期間中に公園内でプレイできる時間帯が決まっていて、午前9時30分から午後1時30分までか、午後2時30分から午後6時30分までのいずれか(入れ替え制)。仙台市全体では午前9時30分から午後6時30分までとなっています。つまり「イベントの半日を七北田公園で、もう半日を仙台市全体でお過ごしください」(Niantic)ということになります。

 公園内にはポケモンの生息地をテーマにしたフォトスポットや、他のトレーナーと交流できる「コミュニティハブ」、休憩所の「チームラウンジ」、グッズ販売店などができる予定です。

●「マーシャドー」が入手できる

 チケットを購入してイベントに参加すると、「スペシャルリサーチ」の報酬として、幻のポケモン「マーシャドー」をいち早く受け取れる他、これまでフランスでしか出現していなかった「クレッフィ」なども入手できます。「エモンガ」や「アンノーン」の「?」は、色違いが初実装です。

 なお、マーシャドーについては、仙台イベントに参加できなくても、7月13日と14日に開催されるバーチャルイベント「Pokemon GO Fest:グローバル」(チケット有料)でも入手できることが分かっています。

●ファミマで仙台イベントチケットキャンペーン

 仙台イベントに関連して、ファミリーマートでは3月12日から4月15日までキャンペーンを実施します。

 アプリを用いて500円以上の買い物をするとスタンプ1個がたまり、ポケモンGOのパートナーリサーチ参加券がもらえ、クリアすると「ズピカ」や「ヒスイニューラ」「ジジーロン」などが入手できます。

 また、スタンプ2個で仙台イベントのチケットが200人に当たる抽選にも参加できます。なお抽選で当たる参加券の日程は6月1日か2日のいずれかとなります。