岩手県普代村出身でプロ野球楽天の球団アンバサダー銀次さん(36)は17日、盛岡市内丸の岩手日報社を訪れた。7月3日に同市永井のきたぎんボールパークで行われるパ・リーグ公式戦「楽天―オリックス」をPRし「子どもたちにプロ選手のスピード、迫力を見てほしい」と力を込めた。

 楽天野球団(仙台市)の森井誠之社長、松野秀三地域連携部長と共に来社。母校・盛岡中央高の後輩でオリックスの斎藤響介投手については「ストレートが良い。岩手開催に合わせて投げてくれればうれしい」と期待した。

 公式戦は同球団、岩手日報社、IBC岩手放送主催。午後6時の試合開始前からファンらを楽しませる企画を用意し、場外で飲食の出店や銀次さんとの交流イベントなどを予定する。森井社長は「1万6千人以上入ると聞いている。球場に訪れたことはないので行くのが楽しみ」と語った。