ホンダは9日、3代目となる新型「フリード」を特設サイトで先行公開した。約8年ぶりのフルモデルチェンジで、6月に発売を予定している。SNSには早くもクルマ好きユーザーを中心に期待の声が寄せられている。

人気コンパクトミニバンの新型モデルは、ユーザーの生活スタイルに合わせて選べるよう、シンプルなデザインの「フリードエアー」と、遊び心にあふれるデザインの「フリードクロスター」の2タイプを設定。どちらも3列シート仕様だが、クロスターは2列シート仕様も用意している。パワートレインは、ガソリンモデルと2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」をラインアップ。FFと4WDから選べる(7人乗りの「エアー」はFFのみ)。

キャプテンシート装備車は、1〜3列目のウォークスルーが可能で、1列目のシート形状を工夫することで車内の移動がよりスムーズになった。3列目シートは軽量化を図ることで、現行モデルよりも軽い力で跳ね上げが可能だ。また、構造部の薄型化により、跳ね上げ時は左右シート間の荷室幅も拡大した。

SNSにはさっそく「新型フリードええなぁ!!」「好みが分かれそうな顔ですね」「おいくら万円からなんですか?!」などと興味を寄せるユーザーが続出。3列目でも快適に過ごせる「リアクーラー」をタイプ別で設定していることも、「リアクーラーええなぁ」「リアにエアコン付きなのいいね」などと注目を集めている。また、昨年8月に発売された競合車のトヨタ「シエンタ」を引き合いに「シエンタorフリードどっちに乗り換えするか」「新型のフリードかシエンタに乗り換えたいと思い検討中」といったコメントも見受けられた。