俳優の赤楚衛二が主演を務める連続ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系、木曜後10・0)の第7話が23日に放送される。

巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。

「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第6話振り返り

ライバルの大友郁弥(錦戸亮)より多くの支援を取り付け、天堂記念病院の理事長に就任した天堂海斗(赤楚)はまず亡き父、智信(光石研)の悲願だった心臓血管外科プロジェクトに着手した。一方、郁弥は、海斗が取り付けた融資元「レイスキャピタル」の不祥事をつかんでおり、その情報を週刊誌にリーク。会長の天堂皇一郎(笹野高史)に「騒ぎが大きくなる前に海斗を理事長の座から降ろすべき」と迫った。

出版社時代の後輩、木下紗耶(見上愛)と食事をしていた海斗は、秘書の高村実(利重剛)からの電話でその不祥事を知った。急いで病院へ戻り、レイスキャピタルのCEO阿川遼太郎(矢柴俊博)に電話をするが、連絡はつかない。海斗は皇一郎に謝罪するが、皇一郎は事前の情報をつかんでおり、事前に契約を破棄していた。さらに皇一郎は新たな出資元も用意しており、「この代償に見合う成果を出せ」と発破をかけた。

その頃、海斗の元カノで看護師として働く朝比奈陽月(芳根京子)の妹、美咲(白山乃愛)が心臓の病気で発作を起こし緊急処置を受けた。予断を許さない状況だが、病院には必要な設備が整っていないうえ、体に負担の大きい手術に美咲が耐えられない可能性もあった。郁弥を信用できない海斗は、郁弥にプロジェクトから外れるよう伝え、新たな心臓血管外科医として、華々しい経歴を持つ岡田千尋(内田慈)を招へいした。

岡田は美咲の手術は可能と断言。他の病院に先を越される前に手術を行うべきだと訴えた。海斗は、岡田の執刀で美咲の手術を行い、その後は岡田をプロジェクトのリーダーに据えると理事会で発表した。

美咲の手術の日、陽月は美咲に花火の刺繍が入った手作りのお守りを渡して「手術が終わったら一緒に花火を見に行こうね」と約束。別室で海斗と院長となった小笠原哲也(古舘寛治)が手術を見守り、郁弥ら理事も理事会議室のモニターで手術を見学した。しかし、郁弥の見立て通り、美咲の手術は難航。岡田が細かい血管を電気メスで切っていた時、動脈を傷つけてしまい、岡田の顔に血が飛び散った。手術室には心電計の警告音が鳴り響いた。

「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第7話あらすじ

血管から出血し、危険な状態に陥る美咲。郁弥は、理事長の海斗に手術の中止を訴えるが、執刀医を務める岡田の機転により難を逃れ、手術は成功する。陽月は泣きながら海斗に感謝を伝え、海斗は陽月を優しく抱きしめる。

そして、美咲の手術の成功とプロジェクトの始動は、紗耶により大きなニュースとなった。皇一郎も、上機嫌で海斗をねぎらう。美咲の病室で看病する陽月。そこへ郁弥が現れ、独断で診察しようとする。それを見た海斗は彼をけん制し、休暇を言い渡す。郁弥はプロジェクトには自分が必要だと訴えるが、海斗は郁弥が自分に嫉妬しているだけだと言って取り合わない。

数日後、美咲の熱が下がらないことに不安を抱く陽月は、担当医の岡田に診察してほしいと海斗に相談する。翌日、手術成功とプロジェクト発表の記者会見が開かれようとしていた。しかし、美咲の熱は上がり、脈拍も早くなっていた。陽月は岡田に診てもらおうとするが、岡田は海斗とともに会見へと向かう。そして、美咲はついに意識を失ってしまう。パニックになった陽月は部屋を飛び出し医師を呼ぼうとするが、病棟には岡田も郁弥もいない。その頃、会見場では記者会見が始まり…。