女優の広瀬アリスが主演を務める連続ドラマ「366日」(フジテレビ系、月曜後9・0)の第3話が22日に放送される。

HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーの月9ドラマ。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける姿を描く。脚本は「最愛」(2021年、TBS系)、NHK連続テレビ小説「エール」(20年)などの清水友佳子さんが務め、「義母と娘のブルース」シリーズ(18・20年ほか、TBS系)などの平川雄一朗さんがメガホンをとる。

「366日」第2話振り返り

水野遥斗(眞栄田郷敦)との約束の場所に着いた雪平明日香(広瀬)のスマホに、高校時代からの友人である小川智也(坂東龍汰)から「遥斗が事故に遭って救急搬送された」と連絡が入る。明日香が急いで病院に行くと、遥斗は緊急手術中。明日香は先に来ていた智也と下田莉子(長濱ねる)に事情を尋ねるが、2人とも詳細はわからなかった。

遥斗の両親、輝彦(北村一輝)と智津子(戸田菜穂)も駆けつけた。すると、手術室のドアが開き、マスク姿の医師が出てきて、明日香はハッとする。医師は、明日香が働く音楽教室に娘を連れてきた池沢友里(和久井映見)だった。友里は輝彦たち家族に遥斗の症状を説明するため、カンファレンスルームに連れて行った。

遥斗の妹、花音(中田青渚)が来ると、友里から説明を受けた輝彦たちが明日香らにも事故当時の状況を話す。遥斗は橋から落ちそうになった子供を助けようとして転落し、頭部外傷で搬送された。その橋は遥斗とデートの待ち合わせをしていた場所の近くだと気づいた明日香は「約束なんかしなければ…」と自分を責める。輝彦と智津子は、明日香のせいではないと慰めた。

術後1カ月が経過しても、遥斗は目を覚まさず、友里からは一生意識が戻らない可能性が高いと宣告される。そんな中、明日香が見舞いに訪れると、花音から「もうここには来ないで」と拒絶されてしまった。それでも明日香は、遥斗を見守ることを決意し、遥斗の家族に頭を下げる。思いを受け止めた家族は、明日香が見舞いに来ることを許した。

「366日」第3話あらすじ

明日香が病院から帰ろうとすると、高校時代の同級生で遥斗らとも仲良しだった吉幡和樹(綱啓永)がいた。遥斗の見舞いに来たのだと思い、明日香が声をかけるも、なぜか和樹は立ち去ってしまう。

明日香は莉子に、和樹に再会したが立ち去ってしまったことを電話で話した。すると莉子は「遥斗が和樹の話をするといつも様子が変だった」と言う。明日香は2人の間に何かあったのかと考える。

数日後、花音は友里から受け取った診断書を、遥斗の勤務先の人が受け取りに来るので渡してほしいと明日香に預けた。友里は、信頼関係を築き始めた2人をほほえましく見守る。

翌日、明日香が病室にいると、遥斗の勤務先の同僚である木嶋康介(岐洲匠)が診断書を取りに来た。遥斗が準備していた飲食店を引き継いだ木嶋は、遥斗がこだわっていた、店舗の壁面に飾ろうとしていたアート作品に心当たりはないかと明日香に尋ねる。明日香は遥斗から「見たら絶対感動するから、楽しみにしていて」と言われたことを思い出すが、詳細は聞いていなかった。遥斗の思いをかなえてあげたいと思った明日香は、遥斗がこだわっていたアート作品を探そうと決意する。