松山市は、道後温泉本館3階の2部屋を来館者用の休憩室に改装した。7月11日の全館営業再開時から利用できる。部屋利用と入浴の料金を払うと、1時間半貸し切れ、湯上がりに家族や友人らとお茶や特製の茶菓子を楽しめるなどゆったり過ごせる。
 これまで従業員が研修などで使っていた部屋を活用した。「飛翔の間」は定員10人で広さは12畳半、料金3000円。「しらさぎの間」は定員18人で広さは19畳、料金6000円。
 それぞれ1日5組限定。90日前からオンラインか電話で予約できる。空きがあれば当日予約も可能だ。
 道後温泉本館は2019年1月から、営業を継続しつつ保存修理工事をしている。市は、公式サイトのリニューアルやアメニティーの充実などを進めている。【もぎたて便】
[時事通信社]