3月22日に放送された『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)のゲストに、タレントのアンミカ(51)が登場。ゲスト出演が発表された時点から波紋を呼んでいたが、放送後も批判が止む気配はない。

同番組は、ダウンタウンの松本人志(60)がMCを務めていた『人志松本の酒のツマミになる話』が、松本の活動休止をきっかけに番組名とMCを変更したもの。番組セットやフォーマットは松本在籍時のものを踏襲しているが、松本の肖像画が新MCを務める千鳥の大悟(43)に書き換わっているなどマイナーチェンジが施されている。

この回には漫画家の浅野いにお氏(43)もゲストとして登場し、代表作『ソラニン』の制作秘話や「仕事の良き理解者はいるか」などのトークを披露。アンミカの「席替えが苦手」という発言をきっかけに、同じくゲストとして出演していたタレントのあのが席替えし、大悟に変わってMCとなりトークを回すなど、スタジオは盛りあがりをみせていた。

「松本さんの活動休止前からアンミカさんは松本さんとの共演が多く、『酒のツマミ』や『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系))によく出演していました。今やさまざまな番組に引っ張りだこのアンミカさんの人気を押し上げたのも、この番組での『白は200色あんねん』という発言がSNSなどで話題になったのがきっかけと言ってもいいでしょう」(WEBメディア記者)

ゲスト出演することに一見何の問題もないように見えるアンミカ。しかし、アンミカの出演に対しては批判コメントが殺到した。いったいなぜか。

「アンミカさんが、ワイドショーなどで松本さんの一連の性加害疑惑についてコメントを求められた際に、『私も芸能人である前に女性でもある』というスタンスで、被害を主張する女性側に寄り添うような発言を行いました。現時点で真偽のほどは分かっていませんから、もちろんアンミカさんも『事実はわからない』としたうえで、『飲み会をセッティングした人にしたら“楽しい飲み会のはずだった”。でも“ハラスメント”と言われるものは、見る角度からすると違うことがある』と指摘。

他の番組でも、被害を訴える女性らに『10年前の出来事を言うな』と非難する意見に対し、『この人が全部否定されたことになる。それってなかなか言ってはいけないこと』とたしなめるような姿勢を見せました。

しかしアンミカさんのこのスタンスが、よく知る仲であるはずの松本さんを擁護しなかったと一部の松本さんのファンからの怒りを買ったよう。『恩知らず』とバッシングが寄せられているのです」(前出・WEBメディア記者)

さらに放送後には、アンミカとともに番組を盛り上げたとしてMCの大悟にまで批判の声が殺到する事態に。

《ほんとに不快な番組になった。アンミカの話で笑ってる大悟すら、嫌いになりそうや》 《アンミカさんって松本人志さんをクロ扱いして厳しいコメントしてた人ですよね…。冤罪かもしれないのに。なんでそんなアンミカさんを、よりによって松本人志さんの番組に出すの?と疑問しかないです。大悟さんたち吉本芸人も、笑顔で接することができるなんて驚きます》 《千鳥は最近はフジテレビの犬みたいに見える》 《番組スタッフの無神経さ許せない。アンミカ出すのも大悟の肖像画にしたのもそれを受け入れた大悟も許せない。何勘違いしてんの?この番組、松本人志 の番組だから。松本さんを待つために観てたのに、このやり方何?味方も敵に回す馬鹿さ加減。ふざけるな!》

番組内で、代役MCを任されたことを「人生で一番大きい席替えをした」と表現していた大悟。松本ファンとゲストの座を取り持つのは、そう簡単にはいかないようだ。