現地28日、仏パリロンシャン競馬場でG1ガネー賞(芝2100m)が行われ、A.プーシャン騎乗の伏兵アヤザークが接戦を制した。

 外目の枠から先行勢に加わったアヤザークは、直線残り200メートル付近で内を突いたザリールとの先頭争いとなり、最後はアタマ差で勝利をもぎ取った。さらにクビ差の3着には昨年の仏G1パリ大賞勝ち馬フィードザフレームが続いている。

 A.フアシェ厩舎のアヤザークはザラック産駒の5歳馬。昨年は重賞を2勝するも仏G1凱旋門賞では14着に沈んだが、今年は前走の仏G3エクスビュリ賞の連覇から始動してG1初制覇を果たした。

 この勝利により、大手ブックメーカー『ベットフェア』『パディパワー』は凱旋門賞でのオッズを34倍までカットしている。