愛G2ムーアズブリッジステークス(4歳以上、芝10ハロン)が現地6日にカラ競馬場で行われ、2番人気のホワイトバーチがスローペースの2番手を追走すると、残り2ハロン標識を前にした瞬発力勝負で3馬身3/4差を開き快勝した。

 3番手追走の5番人気ロードマスーサスが逃げ粘る4番人気グリーンランドとの2着争いをクビ差で制し、1番人気のマクサスは最後方のまま5着に敗れた。

 J.マーフィー調教師が管理するユリシーズ(父ガリレオ)産駒のホワイトバーチは、7カ月半ぶりの4歳初戦だった前走のG3アレッジドステークスに続く通算3度目の重賞制覇。『irishracing.com』によると、マーフィー師の息子のジョージ助手は今後の回復具合やオーナーたちとの相談と断ったうえで、次戦の選択肢にタタソールズゴールドカップとコロネーションカップを挙げた。

 なお、タタソールズゴールドCとコロネーションCは、ホワイトバーチが昨年の英ダービーで敗れたオーギュストロダンにも参戦の意向がある。