皆さんは、ローソンの「マチカフェ」はお好きだろうか。

豊富なドリンクメニューとリーズナブルな価格から、よく使っているという人も多いだろう。

では、そんなマチカフェでこんな物が買えるって知ってた?

ザ・業務用という感じのパッケージ(画像は記者撮影)

「ホットコーヒー用豆(250グラム)」である。マチカフェで注文すると出てくるコーヒーのもとになる豆だ。

裏側には従業員向けの使い方が書かれている

普段利用しているときは気づかなかったのだが、店頭のメニュー表にも載っていたし、ローソンの公式サイトにも商品情報が掲載されている(参照:https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1425337_1996.html)。

さながら専門店のようにコンビニでコーヒー豆が買えるという事実はX上で話題になり、ユーザーからは「買えるんだ!」「めっちゃ裏技ですねー!」と驚きの声があがっていた。

コーヒーだけでなく豆まで販売しているのはなぜ? Jタウンネット記者は3日、ローソンに詳しい話を聞いた。

猿田彦珈琲監修で4種の豆を配合

取材に応じた同社の広報部担当者は、2021年からコーヒー豆を販売していると説明する。

同年が「マチカフェ」10周年だったことを記念して、自宅でもマチカフェのコーヒーを楽しんでもらえるように発売したとのこと。

「現在の『ホットコーヒー用豆(250グラム)』は猿田彦珈琲監修となっており、4種類の豆(ブラジル、コロンビア、グアテマラ、タンザニア)を配合しています。苦味・酸味・コクのバランスの良さが特徴です」(広報部担当者)
香ばしくてほんのり酸味のある香りがした

ローソンでマチカフェのコーヒー豆が買えることはわかった。では、実際に売れることはあるのだろうか?

担当者によると、購入者はもちろん、リピーターもいるんだとか。

「店舗の在庫状況によりますが、全国の『マチカフェ』導入店舗で販売しています」

買い方はとっても簡単で、レジで店員さんに「コーヒー豆をください」と注文するだけ。家でもマチカフェ気分を味わいたい人は、試しに1袋どうでしょう?

価格は挽いていない豆の状態で、250グラム1200円(税込)。1杯で豆を10グラムくらい使うので、25杯分と考えれば1杯50円弱だ。