仙台市議会広報委員会は8日、交流サイト(SNS)を使った情報発信を始める方針を決めた。利用者の多いX(旧ツイッター)と若者向けにインスタグラムを活用する。初回は6月定例会の開会前の予定で、議長のあいさつ動画と議会日程を投稿する。
 基本的な投稿内容は(1)定例会や臨時会、委員会の日程(2)市議会だよりの発行の案内(3)インターネット議会中継の告知(4)議案などの賛否一覧(5)定例会などに提出の議案説明(6)議会の仕組みや傍聴の仕方−など。
 代表質疑と登壇議員の紹介、常任委などの視察報告、現職議員の紹介も実施する方向。文章の作成や投稿は議会事務局が担当する。リポスト(再投稿)や返信、ダイレクトメッセージへの対応は原則しない。
 佐藤和子委員長は「市民に身近に感じてもらえる発信をして、市議会でどんな議論をしているか知ってもらいたい。ゆくゆくは傍聴に誘導できるようなSNSにしたい」と話した。